明治安田生命、ポートフォリオ管理の強化とDX改革による業務最適化に ブルームバーグのソリューションを採用

2022年5月20日
ブルームバーグ・エル・ピー

大手保険会社による導入で最先端のポートフォリオ・リスク管理ツールが業界の新基準に

【東京-2022年5月20日】ブルームバーグは、明治安田生命保険相互会社(明治安田生命)がブルームバーグのポートフォリオ&リスク分析ソリューションであるPORTエンタープライズ、他、複数のワークフロー・ソリューション(取引コスト分析ツールであるBTCA、マルチアセット・リスク管理システムであるMARS、プライシングデータであるBVAL)を採用した、と発表しました。

この度、PORTエンタープライズ、ほか複数のワークフロー・ソリューションを共に採用することで、明治安田生命は資産運用業務全体のDX化による効率化を加速します。具体的には、ブルームバーグが日本の生命保険業界の皆様を念頭に独自に開発した簿価対応ツールにより、簿価と時価によるシームレスな評価を複数のアセットクラスで実現します。また取引情報とマーケットデータを統合した詳細な投資コストの把握による執行後分析の高度化・効率化、デリバティブなどの価格データの分析、レポーティングの自動化を可能にします。

明治安田生命執行役員 運用企画部長の大崎能正氏は次のように述べています。「今回の導入により、フロント部署のポートフォリオ管理機能や分析力を高めていくことで、リターン効率の改善や業務プロセスの生産性向上につなげていきたいと考えています」

ブルームバーグの日本統括責任者であるノーマン・トゥエイボームは次のように述べています。「私たちはお客様のニーズをいち早く捉え、各市場にあった最善のソリューションを提供していることを誇りに思います。この度、明治安田生命が採用した最先端のリスク管理ソリューションの中核には、弊社が日本の生命保険業界の皆様のために独自に開発した簿価対応ツールが含まれます。これらのソリューションを通じて、弊社が明治安田生命のDX化による効率化、そして競争優位性強化のお手伝いができることを非常に嬉しく思います」

ブルームバーグのソリューションは、フロントからバックオフィス、投資ライフサイクルにおける投資判断、注文管理、ポートフォリオ管理、約定後サービスをサポートする技術を提供しており、世界最大手の資産運用会社、ヘッジファンド、保険会社、年金基金、政府機関が活用しています。PORTは、マルチアセットポートフォリオおよびリスク分析ソリューションで高度なリスク、リターンの属性モデルを提供します。PORTのアクティブユーザー数は世界の1万5千社において、47,000人となります。ブルームバーグの約定後サービスは約定後のワークフローを合理化し、照合、STP、イレギュラーな決済対応、担保管理などを通じて業務リスクを軽減します。

PORTエンタープライズの詳細はこちらから。各ワークフロー・ソリューションの詳細は下記のリンクからご参照いただけます。取引コスト分析ツール(BTCA)マルチアセット・リスク管理システム(MARS)プライシングデータ(BVAL)。

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明治安田生命相互会社ついて

明治安田生命は、「明治生命」と「安田生命」が、2004年1月に合併して誕生した141年の  歴史と伝統を持ち合わせた日本最古の生命保険会社です。企業理念「明治安田フィロソフィー」に基づき、お客さまに「確かな安心を、 いつまでも」お届けするとともに、「信頼を得て選ばれ続ける、 人に一番やさしい生命保険会社」となることをめざしています。

2021年3月末時点の総資産は約42兆円、有価証券は約35兆円超を保有しており、お客さまからお預かりした保険料を長期安定的に運用し、安定した収益を確保することにより、お客さまや地域社会へ還元し、確かな安心をお届けすることをめざしています。

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